宇野昌磨「今回の失敗は間違いなく自信のなさ」…一問一答

スポーツ報知
男子フリーで演技する宇野昌磨(カメラ・相川 和寛)

◆フィギュアスケートGPファイナル 第2日(7日、バンクーバー・サンダーバードスポーツセンター)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=はフリーも2位の183・43点、合計275・10点で2年連続2位に終わった。ネーサン・チェン(19)=米国=が282・42点で連覇を達成した。宇野は主要国際大会で、17年世界選手権から6連続の2位。

 ◆宇野に聞く

 ―今回の結果について。

 「全然自分でも満足はしきれない演技だったが、それ以上に申し訳ないという思い。最近ずっと、次の試合で頑張りたいと言い続けている。自分にあきれたところもあるが、落ちこんでばかりもいられない」

 ―気持ちが空回りしたところはあったか。

 「過去にプレッシャーで本当に体が動かない時を経験しているが、今回は感じられなかった。今回の失敗は間違いなく自信のなさ。SPは完全にそうだった。フリーはコンビネーションジャンプが一番のネックだと痛感した」

 ―昨日から考え方を変えたか。

 「特に変えてはいないし、燃える何かがあるわけではなかった。昨日、試合で成功したトウループを朝の練習で失敗したくなかったので(練習での曲かけは)全部のジャンプをスルーした。無駄に自信をなくすようなことをしないようにと。今後はもうちょっと自信を持って演技ができたら」

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