小林陵侑、船木&葛西ダブルレジェンド超えへ気合「チャンスはある」W杯7戦4勝と絶好調

2018年12月27日5時40分  スポーツ報知
  • W杯参戦のため、新千歳空港を後にする小林陵

 ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(22)=土屋ホーム=が、2人の“レジェンド”を追いかける。26日、年末年始にドイツ、オーストリアで開催されるジャンプ週間(W杯4戦)参戦のため新千歳空港から経由地の羽田空港に移動。今季はW杯7戦4勝と個人総合首位に立つ絶好調男は「上出来ですよね。とりあえず、まだ(今季は)始まったばかりでもあるので、この調子を維持できれば」と、表情を引き締めた。

 年末年始恒例のW杯4連戦。欧州では伝統的な大会として位置づけられており、日本人の総合優勝者は1997―98年の船木和喜(43)=フィット=のみ。また、所属先の師匠・葛西紀明(46)=土屋ホーム=が持つ日本人シーズン最多勝利(6勝)まであと2勝と迫り、小林陵は「チャンスはあると思う」と、大先輩の背中を超え、歴史を塗り替えることを誓った。

クリパで英気 つかの間の休日に英気も養った。24日夜は、約100坪の葛西邸で行われたクリスマスパーティーに参加。所属先のメンバーらが集まり、ビンゴゲームなどで盛り上がった。勝ち続けることで注目が集まり、取材が殺到するなどオフも多忙を極めたが、「いいリフレッシュができました」と小林陵。年内最後の試合を勝利で締めくくる準備は整った。

 日本中が歓喜した98年長野五輪。ラージヒル団体で金メダルを獲得するなど、メダルラッシュに沸く長野・白馬ジャンプ場で小林陵は家族と観戦していた。当時、2歳。幼心にも空中を何度も飛び交うジャンパーに目を輝かせていた。あれから20年―。今は長野五輪で小林陵に感動を与えた船木に迫ろうとしている。「自分のジャンプをするだけ」と小林陵。次世代のエース候補が、世界にその名をとどろかせる。(清藤 駿太)

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