日本は開幕2連敗…アイスホッケー女子U18世界選手権

スポーツ報知
第2ピリオドにFW鈴木のゴールで1―1の同点に追いつき喜ぶ日本チーム

◆アイスホッケー 女子U18世界選手権第2日 日本2―4チェコ(7日、北海道・帯広の森アイスアリーナ)

 2季ぶりに昇格した日本は前回6位のチェコに2―4で敗れ、開幕2連敗となった。総シュート数は31本対26本で上回りながらの敗戦に、飯塚祐司監督(44)は「サイズの大きいチェコのパワーホッケーを崩し切れなかった」と悔しさをにじませた。

 第1ピリオド(P)に1点を失ったが、第2Pは序盤から出足の速さで上回り相手ゴールに殺到。10分58秒、相手反則で数的優位のパワープレーでFW鈴木花歩(かほ、16)=ダイシン、釧路明輝高=が、ゴール正面から豪快にミドルを決め同点。「練習で繰り返してきたケース。スペースが開いたので、思い切り狙いました」と会心ゴールを振り返った。

 その後2失点も、第3P16分38秒にはFW佐々木愛実(あみ、16)=ボルテックス札幌、北海学園札幌高=が、ゴール前混戦からこぼれ球を押し込み、2戦連続得点するなど奮闘した。

 参加8か国が4チームずつ分かれたグループ戦で、日本が所属するB組からは上位2チームが決勝トーナメントに進出。FW志賀紅音(あかね、17)主将=帯広レディース、帯広三条高=は「9日のスイス戦は、60分間足を動かし、走り続けるホッケーで勝利し、決勝トーナメント進出につなげたい」と前を向いた。(小林 聖孝)

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