佐藤幸椰、小林陵から刺激受け初表彰台「僕にもチャンスはあると感じた」

スポーツ報知
佐藤幸椰

◆W杯スキー(20日、ポーランド・ザコパネ)

 ジャンプ男子は、ポーランドのザコパネで個人第14戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、佐藤幸椰(ゆきや、23)=雪印メグミルク=が133メートル、131・5メートルの合計273・3点で3位となり、W杯自身初の表彰台に立った。個人総合首位の小林陵侑(22)=土屋ホーム=は124メートル、133・5メートルの合計268・5点で7位。シュテファン・クラフト(オーストリア)が278・3点で2季ぶりに勝ち、通算13勝目を挙げた。

 佐藤は初の表彰台に興奮と驚きを隠せなかった。「体の奥底から来る喜びがあった。正直、今季は表彰台に乗れると思っていなかった」。1回目に133メートルの大飛躍で2位。2回目は伸びなかったが、K点(125メートル)を6・5メートル上回り3位に入った。今季は1学年下の小林陵がブレイクし「僕にもチャンスはあると感じた」と刺激を受けていた。次のW杯(26、27日)は地元の札幌開催。「この勢いのまま自信を持ってやりたい」と意気込んだ。

スポーツ

×