女子団体追い抜き、オランダ破り金!平昌決勝メンバーでラスト1周逆転
スポーツ報知
日本がブストらベストメンバーをそろえたオランダを破り、世界一の座を守った。昨年の平昌五輪決勝と同じ高木美、佐藤、高木菜で先頭をつないだ。中盤までオランダより遅いペースだったが、最後に高木美が再び先頭に出ると、最後の1周で通過タイムで先行。最後は0秒42差をつけた。終盤の失速を最小限にとどめる持ち味を発揮して頂点に立ち、佐藤は「うれしい気持ちが一番」と喜んだ。
先に滑ったオランダは2分56秒20の好記録だった。高木菜は「予想以上に速いなと思った」という。さらに4位までが3分以内につける展開に「うかうかしていられない」と危機感を口にする。高木美は「まだ伸びしろはある」と2季連続の世界一に満足することなく、高みを見据えた。