小林陵侑「すごくいい試合」ジャンプ男子団体逆転３位

◆Ｗ杯スキー　ジャンプ男子団体第３戦（９日・フィンランド）

　ジャンプ男子はフィンランドのラハティで団体第３戦（ＨＳ１３０メートル）が行われ、佐藤幸椰（２３）、伊東大貴（３３）、小林潤志郎（２７）＝いずれも雪印メグミルク＝、小林陵侑（２２）＝土屋ホーム＝の日本は合計９２９・５点で３位に入った。表彰台は２０１７年１１月のルカ大会（３位）以来で今季初。オーストリアが９５３・６点で優勝した。

　〇…日本は２回目に佐藤が１２６メートル、小林兄弟がともに１２５メートルをそろえ、１回目の４位からポーランドを逆転して表彰台に立った。４番手の小林陵は「前のみんながいいジャンプをしてくれてポイント差も縮まった。すごくいい試合」と満足げ。今月末の世界選手権（オーストリア）でもメダルに期待がかかる。小林潤は「完全に陵侑の力に頼り切っているところがあるので、４人全員がいいジャンプをできないとダメ」と気を引き締めた。