小林陵侑、飛距離伸びず団体5位「微妙だった」

スポーツ報知

◆W杯スキー(15日)

 ジャンプ男子はドイツのビリンゲンで団体第4戦(ヒルサイズ=HS145メートル)が行われ、佐藤幸椰、伊東大貴、小林潤志郎(いずれも雪印メグミルク)、小林陵侑(土屋ホーム)で臨んだ日本は合計869・4点の5位にとどまった。3位だった9日の第3戦に続く表彰台を逃した。ポーランドが979・4点で優勝。引き続いて行われた個人第21戦の予選で、日本勢は個人総合首位の小林陵が139メートルの158・4点で5位になるなど、5選手が本戦に進んだ。

 日本は1回目、2位の好位置で折り返した。しかし、2回目はそろって飛距離を伸ばせずに5位。エース小林陵も順位を上げられず、3位になった9日に続く表彰台を逃した。小林陵は「自分のベストジャンプをしたいと思っていたけど、微妙だった」と悔しそうに話した。

 9日の団体第3戦に続く表彰台には立てなかったが、3位スロベニアとの差は飛距離換算で約2・5メートルと僅差だった。伊東は「4人が成功とはいかなくとも、まずまずのジャンプをすれば、チャンスはある」と手応えを口にした。20日開幕の世界選手権の団体で5大会ぶりのメダル獲得に向け、小林潤は「いいジャンプをすれば、表彰台にもいけるかな」と前向きだった。

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