葛西紀明が“指揮官”に!「試合では初めて」コーチボックス入り

スポーツ報知
コーチボックスからスタートのサインを出す葛西(カメラ・川上 大志)

◆スキージャンプ札幌スキー連盟会長杯兼TVh杯(2日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=HS137メートル、K点123メートル)

 男子は佐藤慧一(21)=雪印メグミルク=が初優勝。社会人初優勝だった昨年12月の名寄ピヤシリジャンプ大会、1月のHBC杯に続く今季3勝目で実力を示した。また、世界選手権代表から外れて一時帰国中の葛西紀明(46)=土屋ホーム=は兼任監督を務める所属先の“指揮官”として「試合では初めて」というコーチボックス入り。女子は茂野美咲(32)=CHINTAI=が13年以来6年ぶり2回目の優勝を果たした。

 選手として出場しなかった葛西が、所属先のヤンネコーチの代役として“休日返上”。試合では初のコーチボックス入りをした。風を読み、ビデオを撮り、チームで唯一出場した伊藤将充(21)にスタート合図を送る重要な役目を果たし「ハラハラしたけど、結構器用なタイプだから(笑い)。意外にパーフェクト」と自己採点した。家族と過ごしたオフで英気も十分。W杯オスロ大会(3月10日)では選手として活躍を狙う。

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