小林陵侑の総合Vに日本からきょうだいが祝福 姉「すごい弟」弟「次は自分が」

スポーツ報知
姉・諭果も陵侑の快挙を祝福

◆W杯スキー(10日、オスロ)

 ジャンプ男子はノルウェーのオスロで個人第23戦(ヒルサイズ=HS134メートル)が行われ、小林陵侑(22)=土屋ホーム=が同種目の日本勢初となるW杯個人総合制覇を決めた。127メートル、126メートルの合計250・1点で5位となり、5戦を残し総合2位のストッフ(ポーランド)に逆転される可能性がなくなった。W杯発足から40季目で、欧州勢以外の王者誕生も初となる日本ジャンプ界にとっての歴史的快挙。22年北京五輪の金メダル最有力候補に躍り出た。

 小林家の次男・陵侑のW杯個人総合優勝を、日本からきょうだいが祝福した。遠征中の長男・潤志郎(27)&陵侑に負けじと長女・諭果(24)=CHINTAI=、三男・龍尚(17)=盛岡中央高2年=は10日まで宮様国際大会(札幌)で奮闘。論果は「家族LINEは相変わらず返事がなかなか来ない」と笑いながら「すごい弟です。私も選手として目指す場所。まずはけがなく今季を終えてほしい」と話した。末っ子の龍尚も「クリスタル(トロフィー)を取ってくれると思っていた。五輪金メダルと同じか、それ以上のこと。弟としてうれしいし、いつか自分も!」と目を輝かせた。

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