高木美帆が帰国「世界記録で終わりじゃない」

スポーツ報知
帰国した高木美帆

 スピードスケートのW杯最終戦(10日、米ソルトレークシティー)の女子1500メートルで1分49秒83の世界新記録を樹立した高木美帆(24)=日体大助手=が12日、成田空港に帰国した。従来のタイムを1秒02更新し、日本女子では初めて中長距離での世界記録を打ち立てた。「実感は沸いてはいるが、世界記録を持ったからといって終わりではない。常に記録は更新して破っていくもの。うれしいけど、満足せず次に向かいたい」と笑顔を見せながらもストイックに話した。平昌五輪前後は、競技続行か否かを考えることもあったが「今は(続けることに)迷いはない」と、言い切った。

 しばしのオフに入るが、今やりたいことを問われ「胃に優しいものを食べたいと思っていたんですけど、着いちゃえば特に…(笑い)。帰ってゆっくりしたい」と本音を漏らしていた。

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