小林陵侑、史上3位19度目の表彰台

スポーツ報知

◆W杯スキー(17日)

 ジャンプ男子は、ノルウェーのビケルスンでフライングヒルによる個人第26戦(ヒルサイズ=HS240メートル)が行われ、今季個人総合優勝を決めている小林陵侑(22)=土屋ホーム=は237メートル、239メートルの合計454・6点で2位に入り、今季19度目の表彰台に立った。シーズン19度の表彰台は史上3位。8日からの10日間で飛んだ個人4試合の予選と本戦、団体2試合の飛躍計15回で争った「ロー・エア」の総合Vも決めた。

 飛距離にして約8センチ差で13勝目を逃しても充実していた。ダイナミックな飛び出しから好飛躍をそろえ、今季19度目の表彰台。「本当に2本ともすごく良くてうれしかった」。ロー・エア総合優勝で賞金6万ユーロ(約759万円)もゲット。試合後は、欧州各国のテレビカメラに笑顔を振りまいた。今季残り2戦。プレブツ(スロベニア)のシーズン最多15勝到達は不可能だが、「あまり考えずに体を動かせるようになってきた」と正確な技術に自信は深まっている。

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