前回銅の宮原知子 ジャンプ回転不足が響き8位発進…「練習は良かったのでフリーへ切り替えたい」

スポーツ報知
女子SPで演技する宮原知子(カメラ・相川 和寛)

 ◆フィギュアスケート 世界選手権 第1日(20日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、前回大会銅メダルの宮原知子(20)=関大=は70・60点で8位発進となった。

 冒頭のルッツ―トウループの連続3回転ジャンプが回転不足。2回転半、続く3回転ループは成功させたが、得点は伸び悩んだ。「最初のジャンプがうまく入らなかったのが悔しい」と唇をかんだ。

 今大会へは、ジャンプの質を見直し、曲かけ練習で実戦的な調整を重ねて仕上げてきた。「ジャンプ以外は滑り込んできた成果が出せた。ジャンプも練習では良かったので、フリーへ切り替えたい」と前を向いた。

 女子フリーは22日に行われ、宮原は17番滑走で登場する。

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