宮原知子、フリーで本領発揮し6位「やりたかったことはできた」

スポーツ報知
女子フリーで演技する宮原知子(カメラ・相川 和寛)

 ◆フィギュアスケート 世界選手権 第3日(22日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子フリーが行われ、前回大会銅メダルの宮原知子(20)=関大=は145・35点の合計215・95点で6位だった。

 SPではルッツ―トウループの連続3回転ジャンプで回転不足をとられ、8位と出遅れていた。フリーは冒頭の3回転サルコー、続くルッツ―トウループの連続3回転もきれいに成功させ、勢いに乗った。終盤の3回転フリップ―2回転トウループ―2回転ループの3連続ジャンプで、最後に手をつくミスがあったが「悔しいのは悔しいけど、やりたかったことはできた。悪くない」と納得の表情。演技後には左拳を突き上げた。

 2大会連続の表彰台は逃したが、今季最終盤の大舞台で本来の姿を取り戻せたのは大きい。“ミス・パーフェクト”は「また次のシーズンでは、違った自分を見せていかないといけない。新しく色々なことに取り組んで、今季の経験をいかせるようにしたい」と前を向いていた。

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