羽生 来季へ全種類の4回転習得に意欲!「アクセルやるならフリップやらないといけないでしょ」

スポーツ報知
表彰台を降りる際にネーサン・チェン(中央)に道を譲る羽生結弦(左は3位のビンセント・ジョウ)

◆フィギュアスケート 世界選手権 最終日(23日・さいたまスーパーアリーナ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の羽生結弦(24)=ANA=は206・10点で合計300・97点で2位だった。表彰式後、取材エリアに現れた羽生は「90%、ベストは尽くせたと思います。体力の限り、フリーはできたとは思っています」と振り返った。

 首位に立ったネーサン・チェン(19)=米国=には合計で22点差以上をつけられての敗戦で「SPとフリーでノーミスでもぎりっぎりで勝てない(笑い)。とにかく強くなりたい」と力強く語った。

 来季に向けては、全種類の4回転ジャンプ習得を明言。目標とする4回転半アクセルも含め、「(4回転)ルッツ、フリップ、アクセル、得点源になるジャンプをもうちょい、増やさないといけない」。羽生はこれまで4回転トウループ、サルコー、ループ、ルッツの4種類を試合で決めている残る4回転フリップについても「アクセルたるならフリップもやらないといけないでしょ」と闘志を燃えしていた。

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