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成人式に晴れ着着られず…着付け業者連絡とれない300人が被害

2018年1月9日7時0分  スポーツ報知
  • 「はれのひ」の着付け場所が見付からず、問い合わせする母娘(読者提供)

 成人の日の8日、振り袖の着付けや販売、レンタルを手掛ける「はれのひ」(横浜市中区)と契約した新成人らから「店が閉まっていて誰もいない」「店側と連絡が取れない」といった相談が警察に相次いだ。

 同社は横浜市のほか東京都八王子市、茨城県つくば市、福岡市の計4か所に店舗を構えており、計300人規模の新成人が被害に遭ったとみられる。警視庁八王子署によると、100人程度が近くの交番に相談に訪れるなどした。つくば市の店舗が入るショッピングモールの関係者は7日の時点で本社と連絡が取れなくなっていたとしたほか、従業員の給料が未払いだったとの話もある。

 約1万2000人が参加した横浜市の成人式会場・横浜アリーナ(港北区)近くの着付け会場となっていたホテルによると、昨年末の期限までに会場使用料が振り込まれず。ホテル側の問い合わせに「はれのひ」は「予定通り実施する」と回答していたが、衣装搬入に誰も現れなかった。

 同ホテルでは約200人が着付けを依頼。100人弱は衣装を持参するなどしていたため別の業者を手配したが、残る100人程度の多くは着られなかったとみられる。港北区の大学生は「一生に一度のことなのに、すごく残念。自分は責任感を持った自覚のある大人になりたいと思いました」。着付けだけを頼んでいたので急きょ別の業者にお願いしたが、追加のヘアメイク代がかかった上に式には間に合わず。付き添いの母親も「まさかこんなことになるとは…」とあきれ顔だった。

 同社のホームページによると、振り袖の購入は19万8000円から、レンタルは9万8000円からとなっているが、追加オプションの利用などで1人あたり数十万円を支払っていたケースが多いとみられる。中には、2年前から予約をして代金を前払いしている新成人もいた。

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