岸田政調会長「何か付け加えられても容認できない」…日韓合意めぐる韓国側の「真の謝罪」要求に

2018年1月9日21時38分  スポーツ報知
  • 韓国政府の新方針を発表した康京和外相(ロイター)

 自民党の岸田文雄政調会長(60)は9日、BSフジ「プライムニュース」(月~金曜・後8時)に生出演し、従軍慰安婦問題の解決を確認した2015年12月の日韓合意に関する韓国政府の新方針について「すべて韓国国内の問題」「国際的には中身を両国が誠実に履行していくことは変わらない」と述べた。

 岸田氏は自身が外相時代に取りまとめた両国政府の合意について「米国をはじめ国際社会が高く評価した」と指摘。この日、韓国側が「自発的な真の謝罪」を求めたことについても「日韓合意の時点で最終的、不可逆的に解決した。両国政府は確認している。その後に何か付け加えられても、日本は理解できない、容認できない」と述べた。

 韓国の康京和外相はこの日、ソウルで行った会見で「合意では真の問題解決はできない」と主張し「被害者の心の傷を癒やす努力の継続を(日本に)期待する。被害者の望みは自発的で心のこもった謝罪だ」と述べた。

 さらに両国合意に基づき日本政府が拠出した10億円を日本に返すべきだとの一部元慰安婦らの主張を受け、同額を韓国政府が拠出すると表明。日本拠出分は凍結し、扱いを今後日本側と協議するとしている。

 韓国の新方針に対して日本政府は合意を「1ミリも動かさない」(菅義偉官房長官)との立場で、9日午後、東京とソウルの外交ルートを通じて抗議した。

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