広島通り魔・無職33歳男、1人刺殺「何人か殺して自分も死のう」

2018年1月16日6時0分  スポーツ報知

 14日午後10時20分ごろ、広島市安佐北区可部5丁目の路上で男性が刺されたと通行人から110番通報があった。同区三入東の職業不詳・座山則男さん(75)が腹を刺されて死亡、同区の男子大学生(20)が背中をけがした。広島県警は、同区可部の無職・高橋豪容疑者(33)を事件発生から約1時間半後に現場から約14キロ離れたJR広島駅で確保。15日に殺人と殺人未遂の容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は14日午後10時15分ごろ、座山さんを殺害した疑い。さらに、男子大学生を殺害しようとした疑い。2人は帰宅途中でバスを待っているところで、バス停は高橋容疑者の自宅マンションから約500メートルの場所だった。捜査関係者によると、現場近くに凶器とみられる血の付いた包丁が落ちていたほか、複数の刃物が入った白いビニールバッグも見付かった。

 犯行後、高橋容疑者は知人に「2人を刺した」と電話。「どこにいるの」と問われて広島駅と答えたため、知人が110番した。駅方面にタクシーで向かったとみられる。高橋容疑者は「間違いありません。何人か殺して自分も死のうと思った」と容疑を認めており、県警が動機を調べる。高橋容疑者と被害者の間に面識はなかった。

 殺された座山さんは10年以上にわたり児童の登校の見守り活動に励み、「旗振りのおじさん」と慕われていた。一方、高橋容疑者は職を転々としており、知人によると「コミュニケーションがあまり得意ではなく、いつも1人だった」という。

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