渋谷のサポーター意気消沈「4年後こそベスト8入りを」

スポーツ報知
早朝、ベルギー戦に敗れた後、JR渋谷駅の周辺に集まったサポーターたちも帰途についた(カメラ・頓所 美代子)

 歴史的1勝は、ならなかった。FIFAランキング61位の日本は、決勝トーナメント(T)1回戦で同3位のベルギーと対戦。 後半3分にMF原口元気(27)=ハノーバー=が右足で先制ゴール。決勝Tで日本人初得点をマークすると、同7分にはMF乾貴士(30)=ベティス=が豪快なミドルで2点目。だが、その後2失点を喫すると、延長突入かと思われた後半ロスタイムにも失点し、2―3の逆転負け。初の8強入りを、目前で逃した。

 東京・渋谷で応援し続けたユニホーム姿の若者らは意気消沈した。試合後恒例のスクランブル交差点でのハイタッチはなかったが「4年後こそ初のベスト8入りを」とエールを送った。

 未明の試合開始にもかかわらず、センター街周辺には多くのサポーターが集まった。試合後もスクランブル交差点にとどまる若者は少なく、一様にショックを受けた様子で始発の駅に向かった。警視庁も当初は斜め横断を禁止し警備を強化していたが、すぐに解除した。

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