道頓堀、W杯惜敗に早朝から「やけくそダイブ」

スポーツ報知
ベルギー戦後、道頓堀川に飛び込む男性(カメラ・渡辺 了文)

 ベルギーに惜敗し、大阪・道頓堀ではサポーターが早朝から「やけくそダイブ」を繰り広げた。

 警備にあたった大阪府警南署の警察官がグリコのネオンサインに近い戎橋西側の欄干に10人ほど並ぶ中、警備の手薄な東側から次々に道頓堀川にダイブ。「日本代表、お疲れ様でしたー!」などと叫びながら、すっかり明るくなった道頓堀川に若者や外国人男性ら約30人が飛び込む一方で、上着とストッキングを脱いで軽装になり飛び込もうとした若い女性には、警察官が欄干まで近づいて説得し阻止する場面もあった。

 敗れたこともあり、1次リーグに比べて集まった人はまばらで、危険なジャンプが続いて橋が揺れることもなかった。約40分で騒ぎは収束。近くにあるディスカウント店スタッフやサポーター有志が戎橋付近を清掃する姿も見られた。

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