タイ洞窟救出劇、アメリカで映画化!?

スポーツ報知

 タイ北部チェンライのタムルアン洞窟に閉じ込められたサッカーチームの少年ら13人の救出劇について、米ハリウッド関係者が早くも映画化に向けて動き出していることが11日、分かった。

 米全国紙「USAトゥデー」などによると、ロサンゼルスなどに拠点を置くプロダクション会社「ピュア・フリックス」のプロデューサー2人が数日前から現地入り。同社は、信念を持つ人々にスポットライトを当てた映画を得意としており、2人は洞窟周辺の施設で過ごして構想を練ったという。

 プロデューサーの一人、マイケル・スコット氏は「大変な出来事だったが、映画になれば見た人みんながインスパイアされると思う。大ヒットになる要素を含んでおり、多くの脚本家、監督、俳優がこのプロジェクトに魅力を感じるだろう」と意欲を見せた。またスコット氏の妻はタイ人で、作業中に死亡した元特殊部隊隊員と同級生だった。「妻はニュースを聞いたとき、大きなショックを受けていた。映画は彼にささげるつもりだ」とも述べた。

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