世田谷一家殺害18年目新発見 黒髪2.5センチと1.5ミリ

スポーツ報知

 2000年12月に東京都世田谷区の住宅で宮沢みきおさん(当時44)の一家4人が殺害された事件で、現場に残されたヒップバッグ内から犯人のDNA型と一致する黒色の頭髪が見付かっていたことが3日、分かった。警視庁成城署捜査本部が明らかにした。捜査本部は情報提供を求めるホームページ(HP)で、頭髪に関する説明や犯人が履いていた靴の3D画像を新たに公開した。

 捜査本部によると、頭髪は犯人の遺留品としてすでに公開されているグレーのヒップバッグから2本見付かった。1本は黒色で長さは約2・5センチ。犯行現場に残されていた犯人のものとされるA型の血液とDNA型が一致した。もう1本は黒褐色で長さは約1・5ミリ。両端がバリカンのようなもので切られていた。

 現場からは別に約20本の頭髪が見付かっており、関連を調べている。

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