小池知事、五輪交通混雑緩和へのプロジェクト始動

スポーツ報知
小池都知事

 2020年東京五輪・パラリンピックに関し、道路の交通マネジメント(TDM)を実施するために企業などへ協力を呼びかける「2020TDM推進プロジェクト」発足式が8日、東京都庁で行われ、小池百合子知事(66)、鈴木俊一五輪相(65)らが出席した。

 同プロジェクトは、都と政府、大会組織委が連携し、大会中の交通混雑緩和に向けた取り組みを考えるもの。各企業へテレワークや通勤時間の変更などの協力を求め、逆に都などからは高速道路や鉄道の混雑予測の調査結果を公表する。8日からは協力企業のプロジェクトへの登録を開始した。

 小池氏は「経済活動と交通緩和の両立が必要で、期間中の最重要課題」と強調。「特に期間中の平日にあたる約10日間が勝負。ぜひ企業のみなさんに対応をお願いしたい」と話していた。

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