尾畠春夫さん、頭に巻く赤いタオルの意味を明かす「黒いヘルメットかぶったら警戒するんです」

スポーツ報知

 山口県周防(すおう)大島町家房に母親らと帰省し、12日午前から行方が分からなくなっていた同県防府市の藤本理稀(よしき)ちゃん(2)を、15日朝に近くの山中で発見し救助した大分県からボランティアで駆けつけた尾畠春夫さん(78)が18日放送のTBS系「サタデープラス」(土曜・前8時)の取材に応じ、座右の銘、頭に巻く赤いタオルの意味などを明かした。

 大分県内の自宅で番組のインタビューに応じた尾畠さんは、座右の銘を「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」と明かし「これから私があと50年ぐらいしか生きられないだろうけど、最低そんぐらい生きようと思うから何かひとつ信念持って生きようと思う」とジョークを交えながらその意味を説明した。

 赤いタオルの意味を聞かれると「ボランティアに行って災害に行ったところはね、黒いヘルメットかぶってゴーグルしていたら向こうの人はものすごい警戒するんです。もうそれは、ちょっとピエロみたいな格好して行くんです」と明かし、その上で「会った人には必ずあいさつするんです。秋の稲穂になって。今回はおケガなかったですか?ってその言葉しか言わない」とボランティア活動をする上での信条を明かしていた。

社会