アップル、iPhoneからホームボタンを廃止…3新機種を発表

スポーツ報知
新型iPhone(ロイター)

 米IT大手のアップルは12日(日本時間13日)、カリフォルニア州クパチーノの本社でスペシャルイベントを開催。3種類の新型iPhoneなどを発表した。

 ティム・クックCEO(57)は、iOSを使ったデバイスが20億台に達し、iPhoneが世界で最も使われているスマホだと報告。iPhoneX(テン)の後継機となる同XS、新たに加わったiPhone史上最大画面サイズ(対角6・5インチ)の同XS MAX、6色展開する廉価版の同XRからは、いずれも07年の初代からあったホームボタンが無くなった。

 カメラ機能では、疑似的に背後のボケを作るポートレートモードで、撮影後に被写界深度(ボケ量)を任意に調整できるように。また、回線情報が記録されているSIMカードが2枚使えるデュアルSIMに対応した。

 多くは事前に報じられていたリーク情報通りで、サプライズは無かった新型iPhone。発売は上位版が21日で、価格はXSが11万2800円、XS MAXが12万4800円より。XRが10月26日発売で8万4800円から。また、既存のiPhone7、8も価格を下げて継続発売される。

 発表イベントでは第4世代の新型アップウォッチも発表。約3割画面が大きくなり、心拍数の異常も教えてくれるという。4万5800円から販売される。

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