毎日放送の40代男性社員が女性社員を盗撮…自社ニュースで報じる

スポーツ報知
毎日放送

 毎日放送(MBS、大阪市北区)は21日、40代の男性社員が同社の女性社員を盗撮したとして、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで大阪府警に書類送検されたと明らかにした。

 この日、MBSテレビのニュース「VOICE」(後6時15分)の番組終了間際に、キャスターの西靖アナウンサーが同局社員の不祥事を読み上げた。

 「VOICE」によると、男性社員は番組PRを担当する40代。6月下旬ごろ、大阪市内で、女性社員のスカートの中を盗撮したという。男性社員は社内調査で盗撮を認めているという。同社広報部の「報道機関の社員としてあるまじき行為で誠に遺憾です。会社として厳正に対処します」とのコメントも発表した。

 広報部によると、盗撮に気がついた女性社員が同社に報告した上で曽根崎署に被害届を提出。同社は男性社員を自宅謹慎処分としている。他に被害者は確認されておらず、盗撮が動画か静止画かなどの詳細は明かさなかったが、第三者に流出はしていないという。男性社員については「これまでトラブルはなく、真面目に勤続していたと聞いている」と説明した。

 同社では今年6月以前にも、後輩の女性社員にセクハラ行為をしたとして、当時報道局に勤務していた別の男性社員を休職3か月の処分にしている。女性はすでに退職している。この事案もあり、6月に全社員を対象にしたセクハラ講習を実施した直後の不祥事となった。

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