広島ファン、神頼みも「新井さん背番号の日に胴上げ」かなわず

スポーツ報知
試合前にマツダスタジアム近くにあるカープ党おなじみの愛宕神社を訪れ、必勝を祈願する家族だったが…

 広島は25日、セ・リーグ優勝マジック1を減らすことができず、1991年以来27年ぶりの地元胴上げは2日連続の足踏みとなった。広島の繁華街などで声援を送ったカープファンは「あしたこそ!」と26日の2位・ヤクルトとの直接対決に気持ちを切り替えた。

 マツダスタジアムの近くにあり、ファンが必勝を祈願することで有名な愛宕神社(広島市東区)には試合前、赤ヘル党が神頼みした。

 生駒一裕さん(48)・敬子さん(40)夫婦は、西日本豪雨で被害の大きかった安佐北区在住で「道路が通行止めで通勤が大変だった」(一裕さん)。それでも「生活の一部で元気のバロメーター」とカープからパワーをもらった敬子さんは「偶然取れたチケット。勝って決めてほしい」と願をかけたが、伝説の半券にはならなかった。3世代6人で訪れた一家は「引退する新井さんの背番号の日に!」と25日決定を強く意識したが、かなわず。Vは誰の背番号の日に…!?

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