森田健作知事、ベトナムで介護人材確保に意欲

スポーツ報知
ネット用 ホーチミンの人材育成施設トップと握手する森田知事

 千葉県の森田健作知事(68)が15日からシンガポールとベトナムを訪問し、海外トップセールに乗り出している。トップセールスは2月のタイ以来7回目で、両国の訪問は初めて。

 ベトナム・ホーチミンでは不足する介護人材の確保に向け、日本企業向け人材育成施設「ESUHAI KAIZEN 吉田スクール」を訪問し、関係者と意見交換した。「外国人労働者を受け入れるのは地方。現状は国の動きだけを見ている時間はない。地方としてもやるべきことはある」と強調し、「県内には海外からの労働者が5万人以上いますが、その中でもベトナム人が最も多い。真面目で誠実な人が多いと評判です」と話した。

 今後、住宅費や学費の補助を行い、日本の環境になじめるようメンタルケアの充実も図る方針。横浜市もベトナムと同様の取り組みを推進している。

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