パワプロのプロリーグ、西武がパ・リーグ優勝 優勝の秘密は「チームワーク」

スポーツ報知
全勝でパ・リーグリーグ優勝した左から西武ライオンズ・なたでここ選手、BOW川選手、ミリオン選手

 「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」パ・リーグ第4節、西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズの試合が2日、東京・KONAMIホールで行われた。西武ライオンズが無敗の10連勝で、史上初のパ・リーグリーグ優勝。初のeベースボールリーグ王者に輝いた。優勝をつかみ取った西武・リーダーのBOW川選手(24)は「パワプロで日本一をつかむために続けてきた。本当にうれしい」と喜びをかみ締めた。

 破竹の開幕10連勝で優勝を決めたライオンズ。BOW川選手は「強さの秘訣(ひけつ)はチームワークの良さ。よく声を掛け合いながらできました」。打者成績と投手成績でトップ10に入る個々の実力もさることながら、チームの絆でも、他球団を上回った。ミリオン選手(26)も「最高のチームメイトに恵まれました」と胸を張る。

 チームワークの良さは試合前にあった。試合前日は必ずBOW川選手の家でミリオン選手と、なたでここ選手(21)は練習する。対戦相手の球団の研究をチーム3人で行ってきた。ただ、あえて家には泊まらず、「体調を整えることが重要なので」とリーダー。チームのプロ意識が帰路につかせた。

 目標は日本一、そしてeスポーツの普及だ。「目標は日本一ですけど、自分たちが勝って満足ではなくて、リーグをもっと盛り上げたい」とBOW川選手。全ての期待を背負い、まずは2週間後のeリーグ代表決定戦に挑む。

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