日ハムが代表決定戦に滑り込み“プロアマ二刀流”が活躍誓う「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」 

スポーツ報知
eリーグ代表決定戦に駒を進めた(左から)日本ハムファイターズ・JOY戦士選手、ビッシュ選手、TOKING選手

 「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」のパ・リーグ最終節が9日、東京・KONAMIホールで行わた。オリックス・バファローズが東北楽天ゴールデンイーグルスに2勝1敗で勝ち越したことで、ファイターズの3位以上が決定。上位3チームが進出し、プロ野球のクライマックスシリーズに当たる「eリーグ代表決定戦」に日本ハムが駒を進めた。

 オリックス対楽天の試合を会場で見守ったファイターズ選手。試合終了のコールが会場に響き渡ると、安堵(あんど)した顔でチームメートと喜び合った。小中高と野球を続け、大学では社会人野球で投手の“プロアマ二刀流”・JOY戦士選手(21)は「ホッとした気持ちが1番強いです」と胸をなで下ろした。

 パワプロのプロとして、現役で硬式野球を続ける珍しい選手がJOY戦士。社会人野球がオフシーズンの時はパワプロ、社会人リーグが始まると野球に専念する。「今は85%くらいはパワプロに専念してます」と笑うが、「配球は実際の野球が参考になる。まだまだ野球の可能性を消したくない」と現実でのウェートトレーニングも欠かさない。チームメートもその熱意を理解して、「頑張ってこい」と背中を押してくれる。

 「ファイターズらしい足でかき回す野球をしたい。熱い試合をしてやろうと思ってます」。プロとしてもアマとしても代表決定戦への熱意は人一倍強い。パワプロシーズン中、2敗しかしていない西武ライオンズに泥を付けたJOY戦士。“プロアマ二刀流”の活躍に注目だ。

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