アントニオ猪木氏「元気があれば、会派も組める」国民民主党会派入り

スポーツ報知
記者会見で笑顔を見せるアントニオ猪木参院議員(中)。左は国民民主党の玉木代表、右は自由党の小沢共同代表

 元プロレスラーで無所属のアントニオ猪木参院議員(76)が21日、都内で会見し、国民民主党の会派に入ることを明らかにした。

 入場テーマ曲「炎のファイター」が流れる中、登場した猪木氏は「元気ですか~」と叫び、「元気があれば、会派も組める」と笑み。会見には国民民主党の玉木雄一郎代表(49)と自由党の小沢一郎共同代表(76)も同席。小沢氏は突然の絶叫に苦笑していた。

 今夏の参院選で改選を迎える猪木氏は、出馬について「一寸先はハプニング」と濁しつつ、独自ルートを駆使した訪朝については、「毎年、9月の訪朝が恒例。人の流れだけは何とか作っておかないといけない。特例で東京、名古屋からチャーター機で飛びたい」と話した。小沢氏も「(北朝鮮と)対話ができるのは猪木先生だけ。私は『来い』と言われればいつでもご一緒したい」と、猪木氏との訪朝に前向きな姿勢を示した。

 小沢氏とは約1か月前から話し合いを進め、会派入りを決めたという。猪木氏は「小沢先生は口説きが上手。どれだけ女性を口説いたか分かりませんが…」と持ち上げた。

 猪木氏は2013年参院選で、日本維新の会から比例代表で当選した。

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