高校対抗eスポーツ大会初代王者に東京学芸大国際「3年生との最後のプレー。優勝できてよかった」

スポーツ報知
第1回全国高校eスポーツ選手権のリーグ・オブ・レジェンド部門初代王者に輝いた東京学芸大付国際中等教育(東京)

 東京学芸大付国際中等教育(東京)が24日、千葉・幕張メッセで「第1回全国高校eスポーツ選手権決勝大会」に参加し、リーグ・オブ・レジェンド部門初代王者に輝いた。

 リーグ・オブ・レジェンドは1チーム5人で行う競技。各自が1つずつキャラクターを選び、操作する陣取りゲーム。一番奥にある相手の本拠地を先に征服した方が勝ちとなる。

 2124人の歓喜の声がこだました。勝利が決まった瞬間、チーム10人が抱き合った。高校2年生ながら、チームのエースであるFlaw選手は「3年生が受験で忙しい中、協力して練習してくれた。今回大会が3年生との最後のプレー。優勝できてよかった」と93チームの頂点に立つ喜びをかみしめた。

 2本先取で1試合目を落とす嫌な流れでも冷静だった。「1試合目の敗因はミスしたところをつかれた。2、3試合目は心配してなかった」。自身はeスポーツのプロ選手として活躍し、実力も折り紙付き。リーグオブレジェンドは5人のチーム戦で、3年が多い同チームは合同練習の機会にあまり恵まれなかったが、チームを引っ張った。

 プロとしての実績を積みたくて大会に出場したが「周りも本気。遊びではなく競技として捉えていた」。4月22日には早くも2回目のエントリーが始まる。追われる立場ではあるが、絶対王者として、2連覇に早くも標準を合わせた。

 

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