【DeNA】3年連続開幕狙う石田健大、収穫と反省のフリー打撃初登板

スポーツ報知
フリー打撃に登板したDeNA・石田(後ろは三浦投手コーチ)

 3年連続の開幕投手を目指すDeNAの石田健大投手(25)が9日、宜野湾キャンプで初めてフリー打撃に登板した。

 巨人から移籍の中井、一昨年の首位打者・宮崎を相手に、オール直球で計51球。ラミレス監督が「前半は135キロ~138キロが安定して出ていたが、後半はやや球速が落ちた」と指摘したように、2人目の宮崎には左中間フェンス直撃などバットの芯で捉えられるケースが目立った。

 「まだフォームも固まっていないし、バランスもよくないので、いい球と悪い球の両方があった」と自己採点した左腕。キャンプのテーマとしている「ベース板の上で伸びる球」もいくつかあり、「そういう球を1つでも増やしていきたい」と、手応えもアピール。

 開幕投手を任された一方で、シーズンの勝ち星は一昨年が6勝、昨年は3勝と伸び悩んでいるだけに、「ブルペンのフォームのまま、打者が立っても同じ力感で投げられるようにしたい。やることはまだまだいっぱいある」と、シーズンを通した活躍を誓った。

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