法大の左右2枚看板、森田&菅野がラストイヤーへ始動

スポーツ報知
春季リーグ戦での共闘を誓ったエース右腕の菅野(左)と森田

 東京六大学リーグの法大が6日、川崎市内の同大グラウンドで始動した。左肘痛からの完全復活を目指す森田駿哉投手(3年=富山商)は「菅野と2人で投げるつもりでやっていきたい。春秋と優勝して、日本一を目指したい」と決意。リーグ現役最多15勝を挙げているエース右腕の菅野(かんの)秀哉(3年=小高工)と左右の2枚看板として、まずは12年秋以来のリーグVを目指す。

 森田は1年春の慶大戦で開幕投手を務め、6回4安打無失点、10奪三振の好投。07年の早大・斎藤佑樹(現日本ハム)以来3人目の白星を挙げ、初の2ケタKをマーク。チームの大黒柱として、将来を期待されていた。

 だが、同年夏に左肘痛を発症。以降は登板機会がなく、リハビリやトレーニングに努めてきた。ラストイヤーを迎え「スタンドから見ていて悔しさもあった。チームに迷惑を掛けていて、勝ちに貢献出来ていない。復活して、優勝に少しでも力になれれば」と意気込んだ。

 ◆森田 駿哉(もりた・しゅんや)1997年2月11日、富山市生まれ。20歳。小1から野球を始める。富山商では2年秋から背番号1。3年夏の甲子園で16強入り。高校日本代表にも選ばれ、18Uアジア野球選手権(バンコク)で準優勝に貢献。ドラフト候補に挙がったが、プロ志望届を提出せず法大に進学した。リーグ通算7試合(6先発)で1勝2敗、防御率3・60。183センチ、79キロ。左投左打。

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