日本製紙石巻2年目左腕・小原、先発奪う!花巻東同級生・大谷に負けん

2018年2月3日7時30分  スポーツ報知
  • キャッチボールをする日本製紙石巻・小原

 社会人野球の強豪、日本製紙石巻(宮城)で、大谷翔平投手(23、エンゼルス)と花巻東高(岩手)で同期だった小原大樹投手(23)=慶大=が、飛躍を目指し、練習に励んでいる。昨年味わった苦い経験を、成長につなげるつもりだ。

 海を渡った仲間に負けない。「翔平は一番刺激になる存在です」と小原が言い切った。花巻東では2年夏、3年春と甲子園出場。主に2番手投手で大谷を支えた。今も連絡を取り合う仲で、1日の渡米前には激励メッセージを送ったという。

 右足首痛に苦しんだ大谷同様、小原も社会人1年目の昨年は苦しんだ。140キロ台中盤の威力ある直球で押す左腕だが、制球を意識するあまり「できないことをしようとして本来のスタイルを崩した」(小原)。威力も制球も中途半端となって結果が出ず、都市対抗、日本選手権ともに登板機会はなし。前田直樹監督(39)も「先発できるくらいの球は持っているが、安定感がなかった」と手厳しかった。

 冬場は伝統の徹底したウェートトレで筋力アップ。また、ストライクゾーンに強く、質の高い球を投げることが持ち味と再認識して投球練習に取り組んだ。チームには塚本峻大(25)=東北学院大=、宝利亮(25)=近大=ら昨年主戦の投手が残り、競争は激しい。それでも小原は「(先発の)1枚目を取るくらいの気持ちでいないといけない」と決意。米国にも届くほどの活躍を、石巻から発信する。(有吉 広紀)

 ◆小原 大樹(おばら・だいき)1994年9月9日、岩手・滝沢市生まれ。23歳。滝沢東小4年時に上田バンビーズで野球を始める。滝沢二中では盛岡北シニアに所属。花巻東では大谷翔平投手(エンゼルス)とともに2年夏、3年春に甲子園出場。慶大から昨年、日本製紙石巻に加わった。左投左打。180センチ、84キロ。血液型AB。家族は母と弟2人。

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