明大野球部、アリゾナキャンプに出発

スポーツ報知
米アリゾナキャンプに出発した森下、吉田、渡辺(左から)ら明大ナイン

 東京六大学リーグの明大が8日、米アリゾナキャンプに向けて成田空港から出発した。現地では、ドジャース傘下、Dバックス傘下のマイナーチームとのオープン戦も予定されているが、善波達也監督(55)は思わぬメジャーリーガーとの対戦に期待を寄せた。

 明大の米国キャンプは、16年以来2年ぶり。前々回行った13年にもド軍傘下のマイナーチームとオープン戦を行ったが、その際はド軍のクローザーを務めるケンリー・ジャンセン(30)が調整登板で出てきたという。「どういう選手が出てくるかは分からないですけど、今回もメジャーリーガーが出てくるということはあり得る。結構いい選手を出してくれたりもするので、楽しみです」と胸を躍らせた。

 現地では、ド軍傘下マイナー、Dバックス傘下マイナーのほか、メキシカンリーグ・ティファナなど計6試合のオープン戦が組まれている。また、アリゾナ州立大との合同練習やジャイアンツとカブスのオープン戦観戦、休日を利用したグランドキャニオン観光なども予定されているという。

 この日は1軍クラスの約40人が出発し、14日には第2陣として約40人が出発予定。就職活動を行う新4年生や正式入学前の新1年生をのぞけば、大半の部員が米国キャンプを経験することになる。

 指揮官は「野球だけじゃなく、アメリカの文化に触れて視野を広げるのも大きな目的の1つ。なるべく多くの選手を行かせてあげられるように、今回から2年に1回としました」と説明。チームは21日に帰国予定。

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