【首都】日体大、痛恨の黒星　連覇へ黄信号

◆報知新聞社後援　首都大学野球第４週第１日　東海大４―１日体大（２１日・浦安市運動公園）

　昨秋王者で、明治神宮大会も制した日体大が東海大に敗れ、秋春連覇に黄信号がともった。今秋ドラフト１位候補右腕・松本航主将（４年＝明石商）が先発したが、７回４失点で今季２敗目（２勝）。東海大は勝ち点２。筑波大も帝京大に連勝し、勝ち点を２とした。

　松本航が不運に泣いた。２回２死二、三塁、詰まった打球を自らはじいて適時内野安打とすると、続く打者の飛球は追い風にも乗って左越えの２点二塁打に。さらに、ボテボテの投ゴロが内野安打となる間に二塁走者が一気に生還し、一挙４失点。自力優勝の可能性が消滅し、早ければ２２日にも優勝が完全消滅する。チームを引っ張る主将は「あの回を最少失点でしのげていれば、勝利も見えていた」と自らを責めた。