【東都】東洋大4番・中川、1号で先勝

スポーツ報知
6回2死、ソロ本塁打を放ち生還する東洋大・中川

◆東都大学野球第4週第1日 駒大2―4東洋大(1日、神宮)

 東洋大が駒大に逆転勝ちで先勝した。2点を追う6回、今秋ドラフト候補の4番・中川圭太二塁手(4年)が左越えに1号ソロを放つなど、終盤に試合をひっくり返した。中大は昨春に左膝を骨折した150キロ右腕・伊藤優輔(4年)が7回途中2失点の粘投で、1年ぶりの白星を挙げた。

 思い描いた通りのアーチが左翼席に飛び込んだ。2点を追う6回2死。中川は駒大の先発・辻本宙夢のスライダーをひと振りで仕留める反撃の今季1号。「こういう試合で4番が打つと流れが変わる。ホームランもスライダーも狙ってました」。国学院大2回戦で、相手の4番に打たれた一発をきっかけに3点差をひっくり返され、逆転負け。主砲の一発の重みを痛感していただけに、狙い打ちの一発に胸を張った。

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