【東都】東洋大・上茶谷、リーグ新の20奪三振 チームは延長10回サヨナラ勝ち

スポーツ報知
東都リーグ新記録となる1試合最多奪三振記録20奪三振をマークした東洋大・上茶谷

◆東都大学春季リーグ第4週第3日 ▽東洋大4x―3駒大=延長10回=(東洋大2勝1分け)(4日・神宮)

 ドラフト1位候補右腕の東洋大・上茶谷(かみちゃたに)大河投手(4年=京都学園)が4日、駒大戦で先発し、東都リーグ新記録となる20三振を奪った。

 初回先頭から3回1死まで、振り逃げを含む8者連続三振。その後も毎回奪三振で、20個の三振を積み重ねた。東都大学リーグの1試合最多奪三振の記録は、92年の日大・門奈哲寛(対国学院大)、02年の日大・堤内健(対専大)の18奪三振だった。

 完封目前の9回に3連打を浴びて降板。同点に追いつかれたため、勝利投手にはならなかったが、チームは延長10回に、ルーキーの岡崎心右翼手(1年=帝京)中越え二塁打でサヨナラ勝ちした。

 上茶谷は「そんな事(記録)より9回が…。チームに申し訳ない。岡崎が打ってくれて、ホントに助かりました」と胸をなで下ろしていた。

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