上原の母校・大体大が入れ替え戦出場を回避 9回に池側が代打で逆転2ラン

スポーツ報知
9回に逆転2ランを放った池側はホームランボールを手に笑顔を見せる

 ◆阪神大学野球春季リーグ戦 ▽第5節 大体大5―2天理大(10日・南港中央球場)

 阪神大学リーグ最多の優勝37度を誇る大体大が崖っぷちで踏みとどまった。1―2の9回に代打の池側雅拓(4年)が、公式戦初安打となる逆転2ランを左越えに放った。

 巨人の上原浩治投手らを輩出した名門は、開幕7連敗を喫していた。この試合に負ければ1986年秋季以来、63季ぶりの最下位が決まり、2部との入れ替え戦に回るところだった。

 代打が主だった池側は「何とか1勝したい、という気持ちだった」と、喜びをかみしめた。天理大の優勝を持ち越しにした中野和彦監督(59)は「初めての入れ替え戦だけは阻止したい」と、逆転での1部残留を見据えた。

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