【六大学】明大・森下暢、無四死球11Kで初完投

スポーツ報知

◆東京六大学野球第5週第3日 明大3―1立大(14日・神宮)

 明大はエース右腕・森下暢仁(まさと・3年)が5安打無四死球11奪三振1失点の力投で、リーグ戦初の完投勝ち。勝ち点を3とし、首位・慶大に並んだ。優勝の行方はこの2校に絞られ、慶大が19日からの直接対決で連勝すれば優勝が決まる。敗れた立大は、今季5勝のエース左腕・田中誠也(3年)が左肘痛で登板を回避したのが響いた。

 154キロ右腕が、エースの意地で白星をもぎ取った。森下暢は7回途中3失点で黒星を喫した12日の1回戦から、中1日の先発で1失点完投勝ち。「昨日、ああいう形(雨中の大熱戦)でみんなが勝ってくれて、自分がやるぞという気持ちでした」と、気合十分で初回から飛ばした。今季から明大のエースナンバー「11」を背負う。「完投は自信になるけど、もっと自覚と責任感を持ってやっていきたい」と3季ぶりのV奪回に照準を定めた。

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