【関西学生】近大プロ注目左腕・小寺が立命大から10奪三振完投勝利

スポーツ報知
6安打1失点10奪三振で完投した近大の小寺

◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第7節 近大8―1立命大(18日・甲子園)

 近大が先勝した。プロ注目左腕の小寺兼功(けんこう、4年)が立命大を6安打1失点10奪三振に抑え、立命大戦は通算4勝目となった。“立命キラー”は「気持ちに余裕があった。打線の援護もあって、試合がつくれてよかった」と、喜びをかみしめた。

 5回に牧野慎也が左越え2ランを放ち、6番の中家健登が2安打1打点、7番の川上翔大が4安打3打点。小寺を含めて4年生が活躍した。

 19日に連勝すれば、勝ち点4と勝敗(6勝3敗)で立命大と並ぶ。田中秀昌監督(61)は「小寺が変化球をいいところに集めてくれて、よく粘ってくれた。高校野球と一緒でトーナメントのつもり。4連勝で(立命大との)プレーオフのイメージをしている」と、逆転Vを見据えた。小寺も「一戦も落とせない。春連覇を目指して頑張りたい」と、意気込みを示した。

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