【東都】日大が2部V アメフト問題余波で指揮官も困惑「何をどうお話しすればいいのか…」

スポーツ報知

◆東都大学野球2部春季リーグ戦第5週第3日 ▽拓大4―2国士舘大(25日、東京・多摩一本杉)

 東都大学2部春季リーグで日大の6季ぶり13度目の優勝が25日、決まった。この日、雨天順延で未消化となっていた第5週第3日を多摩一本杉で行い、優勝の可能性を残していた国士舘大が拓大に連敗。これにより、8勝3敗、勝ち点4で首位に立つ日大の優勝が決まった。日大は6月18、19日に予定されている1、2部入れ替え戦で、1部最下位の中大と対戦する。

 アメフト部員の悪質タックル問題に端を発し、アメフト部監督や大学本部の後手に回る対応などもあって、大学全体にまで問題が波及してしまっている。それだけに、2部降格即V決定は明るい話題だ。だが、仲村恒一監督(58)は「世間をお騒がせしている状況ですし、何をどうお話しすればいいのか…」と困惑しきり。「まだ試合も残っていますので、それに向けて一生懸命やるだけです」。雑念を振り払い、29日からの専大戦で完全Vを目指すことに集中する構えを示した。

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