ドラ1候補のパナソニック・吉川が12K2失点で完投勝ち

スポーツ報知
パナソニック・吉川峻平

◆都市対抗野球近畿地区第2次予選 ▽第2代表決定戦1回戦 パナソニック7―2NTT西日本(31日、京セラドーム大阪)

 今秋ドラフト1位候補のパナソニック・吉川峻平投手(23)が12三振を奪い、7安打1四球2失点で完投した。

 7―0の8回は先頭打者に三塁打を浴びたものの、後続を空振り三振、遊飛、空振り三振に仕留めた。「点差はあったけど、1点も与えないつもりで投げた」と、NTT西日本の反撃を断った。

 プロ全球団のスカウトが視察する中で、宝刀のシンカーに頼らず、自己最速にあと2キロに迫る146キロの直球を中心に攻めた。それでも「全体的にあまり良くなかった。制球もあまり良くなかった」と反省を忘れなかった。

 3年連続52度目の都市対抗野球出場に王手をかけ「まずは第2代表決定戦に勝つこと」と、2日後の試合を見据えた。

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