【六大学】早大2年・滝沢、初打席初安打「自分のバッティングができた」

スポーツ報知
7回1死から代打でリーグ戦初出場し、初安打となる左前打を放った早大・滝沢

◆東京六大学野球最終週第1日 慶大3―1早大(2日・神宮)

 山梨学院高で2016年夏の甲子園に出場し、同校の21年ぶり勝利に貢献した滝沢虎太朗外野手(早大2年)が2日、リーグ戦デビューを果たし、初打席で初安打をマークした。

 2点を追う7回1死、代打で起用され、左投手の143キロ直球を逆らわずに左前へ運んだ。「初出場の舞台が早慶戦で緊張もあったけど、自分のバッティングができたと思う。追い込まれていたので、どんなボールにも必死に食らいついていこうと思っていた」と振り返った。

 昨年は腰痛に苦しみ出場機会がなかったが、リーグ戦と並行して行われている今春の新人戦では4番を任されるなど、高い打撃力を期待されていた。

 2点差のまま迎えた9回2死三塁では、遊飛に倒れて最後の打者に。「何とか次につなげたかった。2回戦も出る機会があれば、一生懸命自分のプレーをしたい」と前を向いた。(青柳 明)

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