【六大学】慶大・河合主将、完全V逃すも日本一宣言「大久保監督を胴上げする」

スポーツ報知
クラシックカーに乗り込んで優勝パレードを行った慶大ナイン(カメラ・泉 貫太)

◆東京六大学野球春季リーグ戦最終週最終日 ▽早大1―0慶大=延長11回=(4日・神宮)

 早慶戦は慶大が2試合連続完封負けを喫し、完全優勝を逃した。完封負けを喫した前日(3日)の2回戦に続き、この日も無得点。連続イニング無得点は24に達し、早慶戦は3戦計28回で3得点にとどまった。大久保秀昭監督(48)は「勝ちきれなかったのは監督が悪い」とうなだれたが「六大学のチャンピオンチームとして、大学日本一を目指す。攻撃的な野手を加えて得点力不足を補っていきたい」。DH制が採用される全日本大学選手権に向け、気持ちを切り替えた。

 慶大ナインは、恒例の優勝パレードを行った。大久保監督、河合大樹主将らが分乗した4台のオープンカーを先頭に、神宮外苑の絵画館前から出発。三田キャンパスまでの沿道には、約1500人のファン、学生らが詰めかけた。校内での優勝祝賀会では、OBの加山雄三から届いた祝電も読み上げられた。河合主将は「大久保監督を胴上げできるように、日本一になります」とあいさつした。

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