パナソニックが52度目の都市対抗出場 北口監督「創業100周年に花添えたい」

スポーツ報知
選手から胴上げされるパナソニックの北口監督

◆都市対抗野球大会近畿地区第2次予選 ▽第4代表決定戦 パナソニック4―2NTT西日本(7日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 パナソニックが3年連続52度目の都市対抗野球大会出場を決めた。

 先発した今秋ドラフト1位候補の吉川峻平投手(23)が、6回2/3を5安打2失点に抑えた。「ホッとしています。(決め球の)シンカーの制球が良くなかった。野手に助けられた試合だった」と、6四死球を反省した。左脇腹を痛めて降板したが「そんなに重症ではない」と、見通しを示した。

 0―1の4回無死一、三塁から重盗で追い付くと、なおも1死一、三塁から田中宗一郎外野手が勝ち越し適時打を放ち、柳田一喜内野手(ともに30)もタイムリーで続いた。北口正光監督は「昨晩の夢でエンドランをかけてみようかな、と思った。エンドランが重盗になった。いい方向に転がってくれた」と、苦笑した。

 指揮官は「(創業)100周年に花を添えたい。都市対抗で、てっぺんを狙いたい」と、初優勝に向けて意気込んだ。吉川も「100周年という節目の年に在籍させてもらって、戦う機会を与えてもらっている。もっと相手を圧倒して、言い方は悪いけど、見下して投げられるようにしたい」と、大舞台での活躍を誓った。

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