【六大学】明大、法大に完敗で新人戦優勝預かり

スポーツ報知
法大に敗れて優勝を逃し、悔しい表情を浮かる明大ナイン

◆東京六大学野球春季新人戦最終日 ▽法大4―2明大(8日・神宮)

 自力優勝の可能性を残していた首位の明大が法大に完敗し、2季連続優勝を逃した。早大が3勝0敗2分けで首位だが、優勝条件の「4勝」に届かないため、連盟規定により優勝預かりとなった。明大は、先発の高橋聖人(1年=小諸商)が6回3安打2失点(自責0)と粘投したが、打線の援護に恵まれなかった。

 明大は16年夏の甲子園を沸かせた松下且興右翼手(2年=九州学院)、公家響一塁手(2年=横浜)の3、4番コンビが沈黙した。3回無死満塁の先制機を生かせず、昨夏甲子園準V左腕の平元銀次郎(1年=広陵)を攻略出来なかった。松下は「自分たちしか優勝の可能性がなかったので、すごく悔しい」。公家は「ミスショットが多すぎた。1球で仕留められる力をつけないといけない」と悔しさをあらわにした。

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