【大学選手権】プロ注目立命大149キロ右腕・山上、スプリット多投し8回9K

スポーツ報知
立命大の先発・山上

◆報知新聞社後援 第67回全日本大学野球選手権第1日 ▽1回戦 立命大4―3奈良学園大(11日・東京ドーム)

 プロ注目の最速149キロ右腕の山上大輔(4年)が8回7安打2失点9奪三振に抑え、立命大を勝利に導いた。

 山上は「スプリットがよかった。初回から真っすぐを狙われていたので、4回からは変化球を多めに」と、カウント球にもスプリットをつぎ込んだ。

 スプリットはこの2週間練習を重ねてきた。「真っすぐよりも速く腕を振るように意識した」と、関西学生リーグ戦では緩んでいた腕の振りを修正した。「今日の(変化球で抑えた)投球は自信になった」と充実感を漂わせた。

 12日の国際武道大(千葉県大学)戦は、坂本裕哉(3年)の先発が濃厚だが「先発でも中継ぎでもいけるように準備します」と意気込んだ。

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