東海大北海道が全日本大学野球選手権出場辞退…謹慎中の未成年部員が飲酒

スポーツ報知

 全日本大学野球選手権の大会本部は11日、東海大北海道(札幌学生)が今大会の出場を辞退したと発表した。未成年部員の飲酒が発覚したためで、13日に予定されていた初戦は同校の不戦敗。大学日本一の座を争う同大会は今年で第67回を迎えるが、不祥事による出場辞退も不戦敗も初めて。

 東海大北海道は、3月の春季キャンプ中に未成年部員29人の飲酒が発覚。日本学生野球協会から3月21日から4月29日まで対外試合禁止の処分を受けていたが、4月上旬に当時謹慎中だった未成年の2年生部員4人が飲酒していた事実がこの日、新たに判明したという。

 全日本大学野球連盟の内藤雅之事務局長は「我々は大学側が決めた処置を受け入れるだけだが、全国大会の期間中にこのような不祥事が発覚したのは非常に残念」と話した。4年連続8度目の出場だった同校は、昨年の同大会で4強入り。この日開幕した今大会は、シード校として2回戦(対広島大と東北福祉大の勝者)から登場予定だった。

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