【大学選手権】国際武道大“プロ注目4年生カルテット”で連続無失点16イニングに伸ばす

スポーツ報知
国際武道大の先発・青野善行は5回を無失点、8奪三振の好投をみせた

◆報知新聞社後援 第67回全日本大学野球選手権第4日 ▽準々決勝 国際武道大8―0徳山大=7回コールド=(14日・神宮)

 昨年準優勝の国際武道大(千葉県大学)が、徳山大(中国地区大学)に圧勝した。

 最速148キロ右腕の青野善行が、5回を2安打8奪三振、無失点と好投した。「直球が思ったところに投げられた」。最速145キロをマークし、カーブを交えて緩急を駆使した。

 2番手の林桂大と3番手の伊藤将司はともに1回を無失点で切り抜け、立命大(関西学生)との初戦(2回戦)で2安打完封した平川裕太を含めた“プロ注目4年生カルテット”が、今大会の連続無失点を16イニングに伸ばした。2試合で計5安打4四死球しか与えず、二塁すら踏ませない快投を見せている。

 4人は普段から仲が良く、飲みに行くことも多い。青野がボケて林と平川が突っ込み、伊藤は天然ボケ。グラウンド外でも役割分担ができている。「打者が打ってくれているので、投手はずっと0点でいけるように投げられれば。慶大さんが強そうなので倒したい」と青野。2試合連続でコールド勝ちした陸の王者との“ほこたて決勝”を熱望した。

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